Chris Hein Guitars – リアリティを追及したギター専門音源

Chris Hein Guitars 画像2

ギター音源 Chris Hein Guitars

Best Serviceの『Chris Hein Guitars(クリス・ハイン・ギターズ)』は「エレクトリック・ギター(クリーン)」「ジャズ・ギター(ピック)」「ジャズ・ギター(フィンガー)」「スティール・ギター(ピック)」「ナイロン・ギター(フィンガー)」「バンジョー」「マンドリン」などのギター音色を収録するギター専門音源です。

現在、『Chris Hein Guitars COMPLETE』となり、「エレクトリック・ギター(ブルース)」「エレクトリック・ギター(コーラス)」は収録されていませんが、価格が半値以下に落ち、約2万円くらいで7種類ギターを収録するギター専門音源を購入することができるようになっています。

そのためギター表現のリアリティ追及したこのギター専用のソフトシンセ『Chris Hein Guitars』を再評価しても良いと思います。

Chris Hein Guitarsの主なコントロール機能

Chris Hein Guitars キースイッチ

約16GBに及ぶ大容量のギター専門音源『Chris Hein Guitars』のキースイッチは掲載している画像のようになっていますが、主要なギター奏法であるハンマリング、プルオフ、ミュートなどのアーティキュレーションはもちろんのこと、演奏時に発生するスライド音、デッド・ノート、ストラム・ノイズ等も収録されています。

キースイッチだけでなくMIDIコントラーラーが、かなり細かく割り当てられているので、アタック・コントロール、リリース・コントロール、フォール・コントロールあたりを上手く使いこなせれば、かなりリアルでこだわりのあるギターサウンドを再現することができます。

<主なコントロール機能>
コード・モード:コード検出キーでコードを弾いた際、ギターでのコードの音が発音。
ソロ・モード:高いノート時はハンマリング・オン、低いノート時はプルオフサウンドを発音。
スライド・モード:ノート間をスライドして発音。
アタック・コントロール:アタック時に、デッドノート、ストラムノート等を付加。
リリース・コントロール:リリース時のノートオフ・サウンドにスライド音、ノイズ等を付加。
フォール・コントロール:リリース時に、サウンドがスライドダウン。
ラットル・コントロール:フレット上での不安定な弦のサウンドを付加。
オートマティック・ストローク:ダウン、アップストロークの順に演奏。
ブリッジ/センターの切り替え:センター、ブリッジの近くで演奏したサンプルを切り替える。
ハーモザイザー:演奏中の音に、セカンドノートを加える。
エフェクト:リバーブ、コーラス、フェーザー、コンプ、ワウ、等のエフェクトサウンドを付加。

CHORD MODE(コードモード)

Chris Hein Guitars コード・モード

ストラムのスピードを設定できたりと、CHORD MODEもかなり細かいコントロールができるのですが、基本的な操作はキースイッチのF#1もしくはG#1でまず「コードモード」にしてから、コード検出キー(上画像)でコードを抑える、もしくは打ち込みで指定して、ストラムキー(下画像)で演奏します。

Chris Hein Guitars ストラミング

コードの指定とストラムを別々にコントロールするあたりは「Real Strat」や「Real LPC」などの「Real シリーズ」を使用している人はイメージしやすいと思います。

ただし「harmonic bass」を選択すると、コード検出キーで押さえた一番低い音が、ルート・キーとなったりと、少し違いますので、『Chris Hein Guitars』を「Real シリーズ」と同様な感じでCHORD MODEを使用すると「あれ?」という感じになります。

どうしても打ち込みだとゴチャゴチャしてくる

Chris Hein Guitars 画像1久々に『Chris Hein Guitars』をDAWで立ち上げたのですが、かなり操作を忘れてしまっていたということもあり、付属していたDEMOのMIDIファイルを再生すると複数のコントロール・チェンジが変わってしまい音が変になり元に戻らくなりました・・・

これは自分のミスですが、所有していながら使わなくなったのは、手軽にということであれば「Real Strat」や「Real LPC」などの「Real シリーズ」、クオリティーを求めるのであれば「Electri6ity」みたいな感じに当時なったのだと思います。

キースイッチだけなら特に問題ないのですが、『Chris Hein Guitars』はコントロール・チェンジも多いので、どうしても打ち込みだとゴチャゴチャしてきてしまいます。

勉強不足だといえば、それまでですが、仕事だと納期の問題もあり、最終的に的にはギタリストが演奏するため、それほどギタートラックに時間を掛けることはできません。

やはり、リアルにギターサウンドを再現することができるにも関わらず『Chris Hein Guitars』を使わなくなったのはこの辺りだと思います。

本当なら、このページだけで終える予定でしたが、これだと、せっかく、お得プライスになった『Chris Hein Guitars』の再評価にはなりません。

そのため、もう少しじっくりと使ってから、もう1ページ追加しようと思います。

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