「Sony Music Unlimitedはかなり中途半端かな?」など、なかなか的を射たことを書いていたと思います。
<以下は公開当時のままの記事です>
世界各国で広がりを見せ、急成長している定額制の音楽ストリーミングサービスですが、日本でオンデマンド再生は、まだほとんど定着していません。
2012年07月にソニーでも、定額制音楽配信サービス「Music Unlimited(ミュージック・アンリミテッド)」を開始していますが「はじめて聞いた」という人も多いのではないでしょうか。
iTunesのサービスが始まったときもそうでしたが、各レコード会社の足並みが揃わないのが、やはり日本で普及しない大きな原因のひとつです。
ただ、今後は日本でも定額制の音楽ストリーミングサービスは注目のサービスですので、ソニーの「Music Unlimited」を紹介しておきます。
Music Unlimitedの特徴
ソニーのクラウドベースの曲を聴き放題
月額980円の定額料金で2,000万曲以上の音楽が聴き放題なのが、ソニーがサービスを提供する「Music Unlimited(ミュージック・アンリミテッド)」です。
聴きたいにときにソニーのクラウドベースの好きな楽曲をオンデマンド再生で聴くことができるのが、この音楽ストリーミングサービスの大きな特徴です。
パソコンやスマホだけでなく「PS4」「PS3」「PS Vita」「Android搭載ウォークマン」などの機器にも対応しています。
インターネットに接続できない環境にいるときも、オフライン再生機能がある点は「Music Unlimited」は非常に評価することができます。
最新曲からスタンダードな楽曲までを聴くことができるのはよいのですが、結局はソニーのクラウドベースの楽曲配信なので、聴くことができないメジャー系のアーティストも多いです。
月額1,480円から980円に価格改定
月額1,480円で開始したサービスですが、現在は980円に価格は改定されています。そのことからもわかるように「Sony Music Unlimitedはかなり中途半端かな?」と感じます。
少なくとも1年間はワンコインで利用することができるようにするなどのことをして、ユーザーを獲得してゆかないと、Appleにも定額制の音楽ストリーミングサービスの動きがあるようなので、上手く行かなかったダウンロード配信の二の舞になるのではないでしょうか?
個人的には、若い世代の人には、たくさんの音楽に触れて欲しいので「学割」みたいのを設定してあげて欲しいです。
30日間無料体験
否定的なことを書いても、定額制の音楽ストリーミングサービスは便利なことは便利なサービスです。現在、30日間無料体験を「Music Unlimited(ミュージックアンリミテッド)」では実施していますので、世界各国で広がりを見せ、急成長している定額制の音楽ストリーミングサービスに触れてみるのも良いかもしれません。
今後のこの分野の発展のためにも、サービスに一度触れてみて、日本で定着していない理由を、多くの人に考えてみて欲しいと思います。
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