iRig Mic Studioの特徴と実力
IK Multimediaから2015年07月に発売されたブラックとシルバーの2色が用意されている『iRig Mic Studio』はプロ仕様のサウンドクォリティーを手のひらにおさまるサイズで実現したコンパクトなデジタル・マイクです。
付属品も充実のコンパクトな高音質デジタル・マイク
44.1 / 48KHzのサンプリング・レートに対応した24-bit A/Dコンバーターや、ヘッドフォン端子を内蔵しているため、オーディオ・インターフェイスを別途用意する必要がなく、ボーカルをはじめ様々な楽器の録音を『iRig Mic Studio』ですることができます。
MacとPCにも対応していますが、手のひらサイズにプラスして重量が218gで持ち運びが便利なマイクなため、ターゲットになっているユーザーはやはりスマホ&タブレットPCユーザーです。
AppleのiOS対応製品と接続するための「Lightningケーブル」、Android機器と接続するため「micro-USB OTGケーブル」が付属していますので、iPhone、iPad、iPod touchユーザー、およびAndroid端末を利用しているユーザーは、別途ケーブルを用意する必要はありません。
MacやPCと接続するための「USBケーブル」も『iRig Mic Studio』には、はじめからが付属しています。
マイクケーブルだけでなくマイクスタンドやマイクホルダーなどが付属していない場合は、意外とマイクも小さな額の出費がありますが、ミニ三脚の卓上スタンドとマイク・ホルダーもパッケージされています。
気になる音質もクリアで、直径1インチの大口径ダイアフラム・コンデンサー・マイク・カプセルを内蔵しているだけあり、幅広い帯域の音声を収音することができます。
大音量だけでなく、ささやき声のような小音量でも、入力レベルに合わせて色が変化するマルチカラーLEDレベル・インディケーターを装備していますので、しっかりと『iRig Mic Studio』で録音することができます。
iOSアプリとの連携でさらに使える音になる
IK Multimediaのなかで『iRig Mic Studio』はモバイル用の最高峰のマイクになりますので、そのままでも、ある程度満足のゆく音質でのレコーディングが、iPhoneやiPadでも可能ですが、IKのアプリと連携することができるのが、このマイクの魅力です。
主要の「GarageBand」「Cubasis」「ボイスメモ」などのiOSアプリも、もちろん使用することができますが、『iRig Mic Studio』でレコーディングするときは、IK純正のアプリを使用することがオススメです。
IK Multimediaのマイク・モデリング・アプリ「Mic Room」と、ピッチ補正や3声のハーモニーもしてくれるエフェクターも含む12種類のリアルタイム・ボーカル・エフェクト&マルチトラック録音機能を搭載したアプリ「VocaLive」が定評がありますが、DAWとかを使用したことがない人からするとピッチ補正やハモリ生成がされた自分の歌声には驚きや感動があると思います。
スマホ&タブレットでも使えるボーカルトラックを録音できるというのが嬉しいというのもあるのですが、何よりも歌うことがもっと楽しくなるのが『iRig Mic Studio』とIKのアプリと連携です。
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