マルチタイプ音源「HALion 6 」&「HALion Sonic 3」が登場
ヤマハミュージックジャパンがSteinberg(スタインバーグ)のマルチタイプ&サンプラー音源『HALion(ハリオン)』のニューバージョンの『HALion 6』と『HALion Sonic 3』の発売を2017年02月16日より開始しました。
昨年、わたしは「Absolute 2の収録音源とダウンロード&インストール時間」で以下の文章を書いています。
わたしが購入した製品は、WAVESをはじめ、せつないことにその後にいつも値崩れするので『Absolute 2 VST Instrument Collection』も、更なる値下げがあるかもしれません。
今年の「NAMM2017」で『HALion 6』と『HALion Sonic 3』が発表されたとき「予想より早い」と感じましたが、やはりバージョンアップが来ました。
ただ「NAMM2017」時点では発売日が未定だったため、もうしばらく発売は後だと思っていましたが、発売もあっという間でした。
1,000以上の新プリセットと6種類のインストゥルメント
Steinbergの最先端のサンプリング・テクノロジーと強力なシンセシス・エンジンが融合した『HALion 6』と『HALion Sonic 3』には1,000以上の新しいプリセットと6種類のインストゥルメントの約20GBのライブラリー搭載されました。
やはり目を引く6種類のインストゥルメントは「Eagle」「Raven」「Hot Brass」「Studio Strings」「Anima」「Skylab」のグランドピアノ、ブラス、ストリングス、シネマサウンド、ウェーブテーブルシンセサイザーなどです。
アコースティック楽器はグランドピアノ音源「Eagle」と「Raven」、タイトな音色のブラスセクション・ライブラリー「Hot Brass」、ストリングアンサンブル・ライブラリー「Studio Strings」です。
エレクトロ系インストゥルメントはアルペジエーターも装備し、300以上のサウンドプリセットを収録する「Anima」と、スリリングな映像音楽やディープなエレクトロに最適な「Skylab」です。
HALion 6のみに搭載した新機能
「次世代ウェーブテーブルシンセシス」「マクロページデザイナー」「ライブサンプリンク」、そしてボーカル、ストリングス、ブラスに最適なエフェクター「Resonater」が『HALion 6』のみに搭載された主な新機能です。
4つのサウンドエンジンに加え、新たに「次世代ウェーブテーブルシンセシスエンジン」が追加されたため、今まで以上にインパクトのあるサウンドを作成することができます。
独自のユーザーインターフェースをグラフィカルに作成することのできる「マクロページデザイナー」はテンプレートを選び、ドラッグ&ドロップでデザインすることができます。
内蔵するサンプルレコーダー&エディターにより「直接音源の録音」「サンプルの切り出し」「マッピング」「プレイ」までを素早く設定・操作することができるのが「ライブサンプリンク」です。
実は『HALion 5』は詳しくレビュー記事を書く予定でしたが『HALion 6』が出てしまったので、どうしようか迷っていますが『HALion』がすごく良い音源であることは言えます。
また、『HAlion 6』と『HAlion Sonic 3』のアップデートと同時に、Steinbergのソフトシンセ・コレクションも『Absolute 3』になっていますので、『新HALionシリーズ』と『Absolute 3』に興味のある人は以下でチェックして下さい。
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