iRig Pro I/O – モバイル・オーディオ/MIDIインターフェイス
発売前から話題となっていましたが、日本国内でもIK Multimediaのモバイル・オーディオ/MIDIインターフェイス『iRig Pro I/O』が2017年07月にリリースされました。
各方面で高評価を得ていたので、ヒットが予想されていたモバイルスタジオですが、予想通り、すでに初回入荷分は売り切れているショップも、かなりあります。
iRig Pro I/Oの主な特徴
IK Multimedia『iRig Pro I/O』の大きな魅力は外形寸法 43×127×37 mm、本体重量 120 g(バッテリーを除く)とポケットサイズの小型軽量ながら、24ビット/96kHzのスタジオクォリティーのオーディオインターフェイス機能とMIDIインターフェイス機能を備えているところです。
「様々な機材を接続可能」「スタジオ用コンデンサーマイクの使用が可能」「モニター機能搭載」「MIDI入出力対応」」など、よく、これだけの機能をコンパクトな本体に詰め込めたものだと感心させられてしまいます。
さまざまな入力に対応
高品位な24ビット/96kHzデジタルオーディオ/MIDIインターフェイス『iRig Pro I/O』はiPhone、iPad、iPod touch、Mac、WindowsPCで使用することができます。
1/4インチTSフォーン/XLRコンボ端子を装備していますので、マイク、ギター、キーボード、MIDIコントローラーなどなどの入力ソースに対応します。
ダイナミックマイクだけでなく、コンデンサーマイクも使用することができるのもポイントの一つで、iOSデバイスのインターフェイスとしての使用時は、48Vファンタム電源をコンデンサーマイクに供給することができます。
別途購入すると意外と高額なケーブル類ですが、『iRig Pro I/O』には、Lightning to Mini-DIN(60cm)、USB to Mini-DIN(60cm)、2.5mm jack to MIDI(160cm)も付属していますので、接続に必要なケーブル類も別途購入する必要がありません。
また、MIDIインMIDIアウト(スルー兼用)端子も装備するため、MIDIキーボード、パッドコントローラー、コントロールサーフェスなどの、外部MIDIコントローラーも接続することができます。
iRig Pro I/Oのモニター機能
プリアンプを内蔵した3.5mmボリューム調節付きのミニステレオジャックによるステレオ・ヘッドフォン出力端子を『iRig Pro I/O』は搭載しています。
そのため、最近はiPhone 7/iPhone 7 Plusには、ヘッドホン端子を装備していませんが、最新のiOSデバイスでのオーディオ出力でもモニターすることができます。
豊富な付属ソフト/アプリ
総額60,000円以上相当の定評のある付属ソフト/アプリが『iRig Pro I/O』には豊富にバンドルし、購入後にIKMultimediaのサイトに製品登録するとソフトウェアのライセンスがアカウントに追加されます。
バンドルするのは、アンプシミュレーター「AmpliTube 4 for Mac/PC」、マルチタイプ音源「SampleTank 3 SE」、ミックス・マスタリング用プラグイン「T-RackS Deluxe」、マイクシミュレーター「Mic Room」など、レコーディング時やミックスダウン時に即戦力となるプラグインです。
IK Multimediaのプラグイン関連は、ソフトで購入するよりも、『iRig Pro I/O』のようなハード製品を購入してからアップグレードするのが、数万円単位で違ってきますので、一番利口な方法です。
例えば「SampleTank 3 SE」をフルバージョンへアップグレードしたい人もいると思いますが、「SampleTank 3」や、バンドル製品「SampleTank MAX」などに、通常価格よりも、かなりお得にアップグレードすることができます。
IK Multimediaのモバイル・オーディオ/MIDIインターフェイス『iRig Pro I/O』の詳細情報や価格情報に興味のある人は以下の「iRig Pro I/Oの詳細情報と最安値情報」で確認して下さい。
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