ボーカロイドで音楽制作を始めたい人のための製品
2017年01月28日リリースの『VOCALOID Starter Kit VY1V4』は、VOCALOID(ボーカロイド)を使用した音楽制作を始める際に必要なものがすべて揃ったYAMAHA(ヤマハ) & Steinberg(スタインバーグ)のバンドル製品です。
VOCALOID Starter Kit VY1V4の収録内容
スターターセットである『VOCALOID Starter Kit VY1V4』には「Cubase AI 9」「VOCALOID4 Library VY1V4」「VOCALOID Editor for Cubase」のソフトウェアと、エントリーユーザーに人気のあるSeinbergのUSB オーディオ・インターフェイス「UR12」がパッケージされています。
簡単に書けば「DAWソフト + VOCALOIDエディター + VOCALOIDライブラリ + オーディオ・インターフェイス」がワンパッケージになっている製品が『VOCALOID Starter Kit VY1V4』です。
歌声ライブラリ「VY1V4」
ボーカロイドの代名詞は初音ミクですが、スタンダードな女性ボーカルの声質を求めている人には、初音ミクの声があまり好みでないという人もかなり多いと思います。
キャラクター設定がない日本語の女性声の歌声ライブラリ「VY1V4」は声質がクリアでナチュラルなだけでなく、コスパもよくNormal、Soft、Power、Naturalの4つの声質で構成されています。
非常に使い勝手がよくジャンルを選びませんので、キャラが強く出すぎてしまっている歌声ライブラリを敬遠したい人は、はじめてのVOCALOID歌声ライブラリーとして「VY1V4」は特にオススメです。
Cubase AI 9とVOCALOID Editor for Cubaseの連携
また、2016年12月にリリースされた定評のあるSteinbergのDAWソフト「Cubase AI 9」と「VOCALOID Editor for Cubase」はRewire接続など他ソフトとの連携を一切気にしなくて良いだけでなく、エディターは非常に使いやすいです。
エディターも色々とありますが、Cubase のMIDI編集ツールを使ってボーカロイドのデータを入力できる「VOCALOID Editor for Cubase」は、入力のやりやすさはナンバーワンではないかと思います。
そのため、初めてVOCALOIDでの音楽制作を考えている人に、この組み合わせはベストな選択の一つではないかと思います。
ベストセラーのオーディオ・インターフェイス「UR12」
パソコンにも出力端子がありますし、PCとディスプレイをHDMIケーブルで接続すれば音をだすことができますので、オーディオ・インターフェイスがなくても音楽制作は可能です。
そのため「UR12」はイラナイと思われる人もいると思いますが、パソコンの出力端子は音楽制作を向けではないため、しっかりと音楽をやるつもりであれば、オーディオ・インターフェイスは絶対に必要なものとなります。
24bit/192kHzのハイレゾオーディオ環境を実現している「UR12」PCだけでなくiPadにも対応しているベストセラーのオーディオ・インターフェイスですので、エントリーユーザーには納得の製品です。
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