YAMAHA MX61 / MX49 – 初心者にオススメの軽量シンセサイザー

YAMAHA MX61 BK

シンセサイザーのエントリーモデル MX61/MX49

上位モデルのMOTIF シリーズ直系の高品位1,106音色を収録する軽量コンパクト設計のYAMAHAのシンセサイザーのエントリーモデル『MX シリーズ』は2016年09月にカラーを一新してリニューアルして、今までは別売だった『MX61』『MX49』専用のソフトケースも付属するようになりました。

USBオーディオMIDIインターフェース機能を『MX シリーズ』は搭載していますので、USBケーブルでPCと接続すれば、MIDIデータはもちろんのこと、オーディオデータもやり取りすることができます。

重量は『MX61』が4.8kg、『MX49』が3.8kgで、カラーバリエーションは「ブルー」「ブラック」「ホワイト」と豊富です。

現在は49鍵盤の『MX49 BK』『MX49 BU』「MX49 WH」、61鍵盤の『MX61 BK』、『MX61 BU』、「MX61 WH」のトータル6機種がラインナップされていますが、ホワイトカラーは数量限定生産です。

MOTIFシリーズ直系の高品位音源を搭載

YAMAHA MX61 BUヤマハのコンセプトでもありますので、バンドで『MX61』を使用したいという人も多いと思いますが、音質に定評のあるMOTIFシリーズ直系の音色を1,000 音色以上『MX61』『MX49』は収録しています。

収録される音色はピアノ、エレクトリックピアノ、ストリングス、シンセブラス、シンセリードなど広範囲ですので、一般的な音楽をやっているバンドなら、まず足りない音はありません。

エフェクターもビンテージエフェクトをシミュレートしたVCMエフェクトや、高品位なリバーブ、マスターEQを搭載しています。収録されているのは、リバーブ×9タイプ(42プリセット)、コーラス×17タイプ(88プリセット)、インサーション×48タイプ(267プリセット)×4系統、マスターEQ(5バンド)です。

Yamaha Synthesizer Sound Libraries

YAMAHA MX 90's J-POPまた「Yamaha Synthesizer Sound Libraries」から著名バンドの楽曲のなかで使用された音色を「MX49 / MX61」で再現した音色データや、バンドで即戦力となる音色データを自由にダウンロードして本体にロードすることができます。

ライブラリはB’z、WANDS、レベッカ、ZARD、サザンオールスターズ、松任谷由美、Princess Princess、ミスチル、など、1990年代の名曲の数々で使われたシンセ音色を 再現した音色ライブラリ「MX 90’s J-POP」。

The Police、Madonna、Europe、Michael Jackson、Journey、TOTO、Deep Purple、a-ha、Chicago、Bon Jovi、などの名曲で使われた音色を再現した「MX Synthesizer Legendary Song」。

ももクロ、パスピエ、Fear, and Loathing in Las Vegas、サカナクション、キュウソネコカミなど、2010年代のサウンドを再現した音色ライブラリ「MX Contemporary J-POP」などです。

Chicago「Hard To Say I’m Sorry」のピアノ&エレピのレイヤーサウンドが「MX Synthesizer Legendary Song」に収録されていますが、非常に懐かしいです。

Cubase AIが付属

Cubase AIヤマハの子会社であるSteinberg(スタインバーグ)の定番DAWソフト『Cubase シリーズ』の特別バージョンになる「Cubase AI」の最新版をダウンロードすることができるのも、初心者の人の多くが『MX61』を選ぶ理由であり、大きなメリットです。

USBケーブルで『MX61』をPCと接続して「Cubase AI」を立ち上げれば、MIDIデータはもちろんのこと、オーディオデータもやり取りすることができますので、簡単に最大32オーディオトラック / 48 MIDI トラックのDAWでの音楽制作環境が構築できます。

また「Cubase AI」にもソフトシンセが付属していますが、DAWと連携する場合は『MX61』は16パートのマルチティンバー音源にもなります。

バンド活動や演奏の練習などは考えず、自宅でのDAWとの連携がメインという人は鍵盤数以外は『MX61』と同じですので、重量 3.8kgの49鍵盤の『MX49』でも良いと思います。

iPhoneやiPad との連携が可能

Cubasis LEPCやMacとの連動だけでなく、iPhoneやiPad との連携が可能で、Lightning – USB カメラアダプタを介してのUSB接続により、iPhone、iPad の音声を『MX61』本体から出力したり、iPhone、iPad上の音楽アプリを『MX61』の鍵盤で演奏することもできます。

SteinbergのiPad用アプリ『Cubasis LE』は『MX61』を接続することで制限が解除され、フル機能バージョンとして使えるようになります。『Cubasis』はiPadのみの使えるアプリで、iPhoneでは現時点で使えませんので注意して下さい。

MXキャンペーン情報

YAMAHA MXシリーズ2017 冬のキャンペーンかなり地味な気がしますが、期間中にYAMAHAのシンセサイザー『MXシリーズ』を購入すると、挟み込む紙の色でMXの色が変わるオリジナル・クリアファイルに、五線譜(10枚)を挟み込んだプレミアムセットが付属するキャンペーンを2017年02月28日まで実施。対象商品はMX49 BK/BU/WH、MX61 BK/BU/WHです。

ホワイトカラーは数量限定生産ですので、興味のある人はお早めに。

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