UVIからソフトウェア・インストゥルメント「Digital Synsations Vol.2」が2017年04月にリリースされました。
第一弾の「Digital Synsations(デジタル・シンセーション)」も90年代のデジタル・シンセサイザーを再現しましたが、第二弾の「Digital Synsations Vol.2」も90年代デジタルシンセ・コレクションです。
90年代デジタルシンセ・コレクション第二弾「Digital Synsations Vol.2」
3つのインストゥルメントを収録
第二弾『Digital Synsations Vol.2』のインストゥルメントはトランスウェーブ・シンセ「DZmo」、加算とPCMシンセシスを融合した「DK5S」、アナログフィールな「DS-890」の3つです。
UVIが時間をかけて収録して仕上げられたサンプルは20,000以上、約500の即戦力パッチとして再構築したサウンドを18.25GB(FLACロスレス圧縮済)に収録しています。
90代テイストのサウンドは、もちろんですが、コレクションのために用意された500の即戦力プリセットも収録されていますので、最新のモダンミュージックまで、『Digital Synsations Vol.2』のサウンドはマッチします。
懐かしさを感じさせるだけではないソフトシンセ
人気の「microKEY」「nanoKEY」「taktile」など、コルグのMIDIキーボードを購入者すると、ダウンロード・サイト「KORG Software Bundle」で、第一弾の『Digital Synsations』が無償で使うことができますので、第一弾は使用したことがある人も多と思います。
第一弾の「Digital Synsations」は「YAMAHA SY77」「KORG M1」「ENSONIQ VFX」「Roland D50」などメジャーな90年代のデジタル・シンセサイザーがモデルになっています。
しかし、今回発売された『Digital Synsations Vol.2』には、メーカー側も「異彩」という言葉を使っていますので、どちらかというとマイナーなハードシンセです。
「DZmo」のモデルとなったハードシンセは2,000ユニット未満の生産台数ですので知らない人が多くても当然です。
個人的にもローランドのシンセがベースになったと思われる「DS-890」以外は馴染みがないというより、知りませんでした。
ただ、「DS-890」だけでなく、隠れたハードシンセの名器をモデルにした「DZmo」と「DK5S」のサウンドは懐かしさを感じさせるだけではなく、新たなシンセサウンドとしても充分に現在の音楽制作に使用することができます。
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