YAMAHA & STEINBERGの主要製品と解説

STEINBERG(スタインバーグ)の定番DAWソフト「CUBASE シリーズ」は、DTMの世界で長い間ずっと主役だったといっても間違いありません。

もちろん今でも利用している人は多いですが、Studio Oneのシェア拡大とMAGIXのプロ仕様ソフトが格安で販売されるようになったここ数年ではシェアを思ったよりも伸ばせなかった印象です。

CUBASEと一緒にユーザーを増やしてきたVOCALOIDも、YAMAHAが2018年にリリースしたVOCALOID 5へ進化しましたが、はっきり言えば評価は悪いです。

その原因は自社のダウンロード販売のみにしたことにより、今までのように楽器店や販売店が宣伝してくれないということもあります。

そこまで叩かれるソフトではないのにもかかわらず、ネット上では「重たい、遅い」などの一般ユーザーのネガティブな情報ばかり目に付きますので、ダウンロード販売のみにしたことは正直失敗だったのではないかと感じます。

ただCUBASEは価格を見直してきてキャンペーン時には、かなりお得な価格で購入することができますので、中心にいることは間違いないでしょう。

YAMAHA & STEINBERG DTM音楽制作ソフト

VOCALOID 5はボーカル音源として大きく進化した

VOCALOID5 ロゴ画像
2018年07月12日にバージョン4から4年ぶりとなる歌声合成技術ソフトの最新バージョンの「VOCALOID 5」がヤマハからリリースされました。ここ数年のヤマハの動きなどを見ていると「ボカロ・ブームは終わった」と感じていた人も少なくないと思います。しかし実際に購入して使用を開始しましたが、バーチャルシンガー「VOCALOID 5」はバージョン4とは別物と言っても良いくらいに歌声合成技術ソフトとして大きく進化しています…

> 『VOCALOID 5』の解説

Mobile VOCALOID Editor

初音ミク「Mobile VOCALOID Editor」ワイド画像
ヤマハのiPhone/iPad用アプリ「Mobile VOCALOID Editor」のオプションライブラリに「初音ミク」が2017年08月31日に追加されました。多分、「初音ミク 10周年」に合わせてリリースされたものだと思いますが、VOCALOIDの代名詞的存在である初音ミクの歌声をやっとiPhone/iPadでも使用することができます。ボーカルトラックを制作することができるのがヤマハの歌声合成技術「VOCALOID」です。そのiPhone/iPad版が…

> 『Mobile VOCALOID Editor』の解説

Chord Tracker(コード・トラッカー)- コード解析アプリ

Chord Tracker ワイド画像
ヤマハが提供するiPhone、iPod touch、iPad内にあるオーディオファイルを自動解析して楽曲のコード進行を表示してくれる『Chord Tracker』は曲の再生に合わせてコードを見ながらキーボードやギターなどの演奏を楽しむことができるアプリです。曲のテンポやキーを変更することができ、無料とは思えないアプリですが、2016年04月に公開されたの『Chord Tracker V.2.00』でギタータブ譜を表示することができるようになり…

> コード解析アプリ『Chord Tracker(コード・トラッカー)』の解説

YAMAHA & STEINBERG DTM音楽ソフト(旧バージョン)

Cubase9へ全グレードがメジャーアップグレード

Cubase9ラインナップ
毎年12月くらいが恒例となっていますが、ヤマハがSteinbergの音楽制作用DAWソフト『Cubase 9』の販売を2016年12月09日より開始しました。ラインナップはフラッグシップモデルである『Cubase Pro 9』と、ミッドレンジグレード『Cubase Artist 9』、エントリーグレード『Cubase Elements 9』です。今回はいつも数カ月後にアップグレードされるエントリー版の『Cubase Elements 9』も同時にアップグレードしています…

> 『Cubase 9』の解説


YAMAHA & STEINBERG ソフトシンセ

Absolute 4 – Groove Agent 5が搭載されたバンドルパッケージ

Absolute 4
2019年01月にSteinbergのソフトシンセのバンドルパッケージ『Absolute VST Instrument Collection』が『Absolute 4』へアップデートしました。6,800以上のプリセット、容量 100 GB 以上ものサウンドをtousaisuru 搭載する『Absolute 4』はさまざまなジャンルの音楽制作に対応します。今回の『Absolute 4』で新たに搭載というよりもアップデートされたのはバーチャルドラムスタジオ「Groove Agent 5」のみです。アコースティックドラム音源…

> 『Absolute 4』の解説

HALion 6 & HALion Sonic 3 – 次世代マルチタイプ&サンプラー音源

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ヤマハミュージックジャパンがSteinbergのマルチタイプ&サンプラー音源『HALion』のニューバージョンの『HALion 6』と『HALion Sonic 3』の発売を2017年02月16日より開始しました。Steinbergの最先端のサンプリング・テクノロジーと強力なシンセシス・エンジンが融合した『HALion 6』と『HALion Sonic 3』には1,000以上の新しいプリセットと6種類のインストゥルメントの約20GBのライブラリー搭載されました…

> 『HALion 6 & HALion Sonic 3』の解説

Triebwerk – エレクトロニックダンスに最適なソフトシンセ

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1万円以下で購入することのできるSteinberg『Triebwerk』は400種以上のプリセット、700MB以上のサンプルコンテンツが収録されているエレクトロニックダンス・シンセサイザーです。収録されるVSTサウンドプリセットは「ドラムセット」「スライスしたループ」「シンセサイザーサウンド」の3つのカテゴリーに分かれていてます。7種のドラム&パーカッションキット、170種以上のビート&ループ、200種以上のシンセサイザーサウンド…

> 『Triebwerk』の解説

YAMAHA & STEINBERG ソフトシンセ(旧バージョン)

Groove Agent 4 – 多数のパターンを収録するドラム音源

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Steinbergの『Groove Agent 4』は「Acoustic Agent」「Beat Agent」「Percussion Agent」の3種類のリズムモジュールを収録するドラム音源です。3種類のリズムモジュールは「エージェント」と呼ばれ組み合わせて使うことができ、MIDIパターンも豊富に収録されているドラムワークステーションですので、即戦力ドラム音源として活躍します。アコースティック・ドラム音源「Acoustic Agent」、エレクトリック・ドラム音源「Beat Agent」…

> 『Groove Agent 4』の解説

Absolute 3に収録する10種類のソフトシンセ

Absolute 3 VST Instrument Collection
2017年02月に「HALion 6」「HALion Sonic 3」へアップグレードされましたが、同時にSteinbergのソフトシンセ10種類を収録するバンドルパッケージも『Absolute 3 VST Instrument Collection』になりました。収録内容は「HALion 6」「HALion Sonic 3」がバージョンアップした以外の変更はありませんが、「Absolute 2の収録音源とダウンロード&インストール時間」で一度紹介しましたが、もう少し詳しく…

> 『Absolute 3』の解説

Absolute 2の収録音源とダウンロード&インストール時間

Absolute2ダウンロード画面
ソフトシンセ10種類をバンドルしたSteinbergの音源パック『Absolute 2 VST Instrument Collection』をブラックフライデー期間に特別価格で購入しました。前に「わたしにとっては50%オフが定価」と書いておいてなんですが、Steinbergからメールが来ましたので、『Absolute 2』は30%オフで購入しました。税抜き価格だったら購入しなかったと思いますが、税込みだったので購入しました。海外系のショップだとJCBカードが…

> Absolute 2の収録音源とダウンロード&インストール時間へ


YAMAHA & STEINBERG ハードウェア製品

dspMixFx – STEINBERGのDSPオーディオ・インターフェイスに搭載

dspMixFX ワイド画像
STEINBERGからは中級者以上向けにDSP機能を搭載したオーディオ・インターフェイス『Seinberg UR シリーズ』が販売されていて「dspMixFX」で音を直接エフェクト処理するため低レイテンシーでのモニタリング環境を構築することができます。dspMixFXにはレコーディングに重宝する「Guitar Amp Classics」「REV-X」「Sweet Spot Morphing Channel Strip」の3種類のエフェクターが搭載されています。またDSP機能を搭載する…

> 『dspMixFx』の解説

はじめてのシンセサイザー – 人気の61鍵盤 ヤマハ・ローランド・コルグの比較

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はじめてシンセを購入する人やバンドをやっている人にオススメなのが、「高音質」「簡単操作」「軽量」「乾電池でも駆動」「低価格」がセールスポイントの練習スタジオなどに持ち込むことも考えられたシンセサイザーです。ヤマハ、ローランド、コルグはライバルで、凌ぎを削ってきたメーカーですが、現時点で、この分野で人気があるのは「ROLAND/JUNO-DS61」「YAMAHA/MX61」「KORG/KROSS61」で、専用ソフトケースなども…

> 人気の61鍵盤 ヤマハ・ローランド・コルグの比較へ

YAMAHA MX61 / MX49 – 初心者にオススメの軽量シンセサイザー

YAMAHA MX61 BK
上位モデルのMOTIF シリーズ直系の高品位1,106音色を収録する軽量コンパクト設計のYAMAHAのシンセサイザーのエントリーモデル『MX シリーズ』は2016年09月にカラーを一新してリニューアルして、今までは別売だった『MX61』『MX49』専用のソフトケースも付属するようになりました。USBオーディオMIDIインターフェース機能を『MX シリーズ』は搭載していますので、USBケーブルでPCと接続すれば、MIDIデータはもちろんのこと…

> 『YAMAHA MX61 / MX49』の解説

YAMAHA & STEINBERG ハードウェア製品(生産完了)

VOCALOID Starter Kit VY1V4でボーカロイド生活をスタート

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2017年01月28日リリースの『VOCALOID Starter Kit VY1V4』は、VOCALOIDを使用した音楽制作を始める際に必要なものがすべて揃ったYAMAHA & Steinbergのバンドル製品です。スターターセットである『VOCALOID Starter Kit VY1V4』には「Cubase AI 9」「VOCALOID4 Library VY1V4」「VOCALOID Editor for Cubase」のソフトウェアと、エントリーユーザーに人気のあるSeinbergのUSB オーディオ・インターフェイス…

> 『VOCALOID Starter Kit VY1V4』の解説

KX シリーズ – YAMAHAのUSB-MIDIキーボード

YAMAHA KX61
DTMユーザーに特化したYAMAHA「KX シリーズ」は音源を搭載していないのUSB-MIDIキーボードです。現在は生産完了品ですが「CUBASE AI」をバンドルしていましたので、まだツールを持っていない初心者のなかにも導入した人が多かった製品です。また、初心者だけでなく、ヤマハのシンセのキータッチや機能を好んでいた人たちで、音源部分は必要ない人たちにもアルペジエーターを搭載していたので「KX シリーズ」は好評でした…

> 『KX シリーズ – YAMAHAのUSB-MIDIキーボード』の解説

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