プロ用動画編集ソフト「VEGAS シリーズ」のエンジンを搭載し、価格を抑えたのが「VEGAS Movie Studio」で、趣味で使うのには充分すぎるくらいの多数の機能を備えています。
最新バージョンは2018年03月16日にリリースされたUIのリニューアルや動画を簡単に取り込めるようになった「Movie Studio 15 シリーズ」です。
この一週間くらい前にProDAD 「Adorage エフェクト・パッケージ Vol.1〜3」の3本パックを購入したのですが、VEGASとCorelの動画ソフトでも使用することができます。
VEGAS Pro 15 シリーズのことは以前「VEGAS Pro 15の新機能 – プロ用映像制作ソフト」で記事にしていますので興味のある人は、そちらを参照して下さい。
また、現在はダウンロード版のみですが、「Movie Studio 15 シリーズ」のパッケージ版も2018年05月18日にリリースされます。
VEGAS Movie Studio 15の新機能
Movie Studio 15のバージョンアップのポイント
全エディションに共通する新機能は「色を確認しやすい黒をベースとしたUIにリニューアル」「クイックスタートウィンドウを搭載」「動画を簡単取り込み」「分割した映像を再結合」「前バージョンより動画の出力が2倍以上の高速化」などです。
上位版の「Movie Studio 15 Platinum」以降のエディションは画面のレイアウトや背景色を自由にカスタマイスできたり、
ピクチャー・イン・ピクチャーやクロップの作成が、より直感的にできるようになっています。
他にも2クリックで映像の一部を簡単に静止できたり、MP4よりも少ない容量で高画質なHEVC形式に対応などの強化もされています。
最上位版「Movie Studio 15 Suite」にはテンプレートからプロが作ったようなタイトルロゴを簡単に作成できる「NewBlue Titler Express」も収録されています。
Movie Studio 15のラインナップと比較
ラインナップはエントリー版「VEGAS Movie Studio 15」、上位版「VEGAS Movie Studio 15 Platinum」、最上位版「VEGAS Movie Studio 15 Suite」などです。
どのエディションにもメニュー付きDVD、Blu-rayの作成することができる「VEGAS DVD Architect」がパッケージされています。
最上位版のSuiteには、音楽制作ソフト「ACID Music Studio 10」、オーディオ編集ソフト「Sound Forge Audio Studio 10」、タイトル作成ソフト「NewBlue Titler Express」がバンドルされています。
必ず購入前に気にしておいたほうが良いのはエントリー版と上位版以降だとバンドルソフトの違いだけではなく、「最大ビデオトラック数」「ビデオエフェクト数」「オーディオエフェクト数」など数々の編集機能をも大きく違ってくるところです。
今バージョン 15のMovie Studioでピックアップされている「UIの背景色設定」「ピクチャー・イン・ピクチャー」などができるのも上位版「Movie Studio 15 Platinum」以降のエディションとなります。
はじめての動画ソフトという人もいると思いますが「VEGAS Movie Studio 15 Platinum ビデオ編集入門」などもありますので上位版以上がオススメです。
それでも、キャンペーン時の販売価格は破格です。まさか動画ソフトがこれほど安くなる時代が来るとはまったく考えていませんでした。
冒頭でProDAD「Adorage エフェクト・パッケージ」を購入したと書きましたが、ほとんど迷うことなく購入できてしまう値段です。
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